この日は最悪だった。
だいたい、夜中の3時に悪寒で目が覚めてしまってそのまま朝を迎えた。
足のしびれで依然として動けない。
朝食はクロワッサンのサンドイッチ。このクロワッサンがすごくおいしい。
食欲がなくても、2つのうち1つは食べられた。
もうひとつを、看護師Yさんがラップで包んで冷蔵庫に入れてくれた。
これが、この日の夜中にお腹が空いたときにとてもありがたかった。
熱が出始めた。
塞栓術後症候群というやつだ。
塞栓による虚血のための疼痛、悪心嘔吐、発熱、炎症反応上昇。
わたしの場合は寒気を伴う発熱。
あと、食事のために起きあがると、眩暈・頭痛・嘔気が起きたが、
実際には嘔吐はしなかったし、横になれば治まった。
お腹の痛みは昨日みたいな激痛はなかった。
じゃあ、なにが最悪かといえば、
寝たきりだったために腰と首をやられてしまったことである。
特別室にしたので、ふわふわのベッドだった。これがいけなかった。
こういうベッドは健康なもしくは動ける人には快適なものであろう。
しかしDr.YUKIは足がしびれて動けないので術後から寝たきりだった。
ふわふわのベッドでは身体が沈んでしまって負担がかかる。
寝ていると首・肩・腰が痛くてどうしようもない。
でも、無理して起きあがろうとすると、眩暈がして嘔気がする。
どうにもならなくて一日中つらかった。
しかも熱のために気分も悪かった。
田頭先生が様子を見にきてくださったので
「横になっていると身体が痛い〜
起きると眩暈がして吐きそう
八方ふさがりです〜」
と涙目で訴えた。
田頭先生、困ってしまった様子。
そうだよねぇ、そんなこといわれたってどうしようもないよねぇ。
看護師のNtさんにはたびたび体の向きを変えてもらった。
とにかくいちばんつらい一日だった。
夜勤の看護師Ndさんに腰と首をマッサージしてもらった。
すごく上手。もしかして前職はマッサージ師だったの?
思わず「マッサージの資格をお持ちなんですか?」と聞いてしまった。
それくらい上手だった。
夜遅くに仕事が終わった夫、登場。
首をもんでもらおうとしたが、へたくそで話にならない。
明日は退院予定だけど、こんなんでほんとに退院できるんかいな。
持続性硬膜外麻酔は継続中。